緑肥は土のご飯

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昨年に続いて今年も麦蒔いてます。
人が食べる用ではなくて、土のご飯です。
研修先では、土作りではなくて、育土と教わりました。

字のごとく土を育てます。土は作るものでは無く、育てていくものなんです。
麦を育てて、大きくしてから、土のご飯にします。

肥料を撒く代わりに、畑で育てた有機物をそのまま還元します。
一般的に緑肥と呼ばれる方法です。

緑肥にはいろんな種類があるんですが、うちは麦を気に入って用いてます。
病害中の予防効果も一部狙ってます。

春夏に麦、秋冬に葉物組み合わせが、うちの畑では最近成績の良い組み合わせです。
実は、こんなにも前から秋冬野菜の栽培に向けて、畑の準備をしてるんです。
無農薬、無化学肥料の栽培は手間がかかります。

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麦だけじゃ畑がもったいないので、ここにかぼちゃを育てます。
かぼちゃが大きくなるころには麦が育ってるので、麦を刈り敷いて、かぼちゃの敷き藁にします。
上手くいけば、麦で草が抑えられて、きれいなかぼちゃ畑。
失敗すれば、草だらけのかぼちゃ畑

秋冬野菜の生育もですが、かぼちゃの生育も緑肥のできにかかってます。
去年に比べると、かなり遅く麦を蒔きました(2月3月と畑の準備できてなくて、今になっただけです。)
ちょっと不安です。