中山間地での農業の現状

千早赤阪村では猪が大暴れ中です。
近隣市町村では、鳥獣害駆除で捕獲をして頭数を管理する対策されてるそうなんですが、
千早赤阪村では同様の対策が難しく、電気柵等に頼った物のみ。
村でも近隣市町村のようにならないかとこの春に、頑張ってみたんですが、いろいろあって障壁が大きく断念。

なんでこんな事を書くかというと、農園の畑も入られました

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真冬採りの野菜を蒔いてたエリア、発芽も良好で、雨もあって初期成育も期待してたところ
畝数で8本分丸まる掻き回されて、完全にOUT
収穫予定だった被害金額は数十万円分です。

入られたのが11/2の夜なので、急いで今日すべてを蒔き直ししたんですが、
果たして収穫まで間に合うのか?冬は目の前までやって来てます。

完全に収穫計画がおかしくなってしまいました。
12、1月分を余分に蒔いてるので、それで何とか繋げる気もしますが、
2月分収穫予定の野菜の先行きは不安定になりそう。
今年はハウスを立てたんで、そこで何か真冬様の野菜を作るか?
とりあえず、2月まで野菜を切らさないように、これからできる事をやって行きたいと思います。

課題は今後の猪対策

去年も枝豆、里芋が全滅になる、猪の被害に合ってます。
中山間地における獣害はほんとに深刻です。

小さいな被害は毎年あるのですが、去年、今年と年々被害が深刻に
現状じゃ、来年も同じ事になりそうで、

今、考えてるのは、

・電気柵をやめてワイヤーメッシュ柵に変更
・猪の来ない地域に畑を移す

ほんとにどうすればいいんだろう、中山間地で獣害駆除もできないのなら
結局どこか、猪のでない場所で畑をするのがベストな選択なのかな?

猪で畑を荒らされて、耕作者がいなくなって、耕作放棄地へ。
耕作放棄地は猪の住処になって、さらに獣害が酷くなり、、、、
といった悪循環が、現在進行系で中山間地ではおこってます。

水や空気が綺麗で、寒暖の差も大きく野菜は美味しくできるんだけど、
安定した収穫を予定できなく、獣害で全滅してしまっては、
美味しさの前段階である、野菜を作るという根本的な事ができないことに
リスクが大きすぎです。

2年連続の多大な獣害、
いろいろ考えてしまいます。

何か良い猪対策有りましたらご教授お願いします。