苗作りに向けて

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育苗土には毎年、悩まされます。
市販の有機培土をつかったり、自家製であったり、試行錯誤してます。
今年は、有機培養土を購入してみたけど思ったより生育がよくなくて難儀してます。
苗半作といわれるくらいに、苗作りは重要なんです。
このままじゃいけないと、苗作り後半戦に向けて自家製培土に改めて取り組んでます。

苗用の土を作ろうと、腐葉土と米ぬかので仕込んだエリアが畑にあって、それが今年で3年目
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草の生え方も、かなり良いし、草の根張りもすごく良いので、苗作りをしても問題は起きないだろうと。苗作り後半戦から育苗培土のメインにつかっていくことにしました。前半に使ってた土は悪すぎです。

苗用の土は安定したものが欲しいです。
自家製では、安定したものが作るのが難しかったので、市販の有機培土を購入したりしました。でも、購入の有機培土もメーカやそのロットでもあたりはずれがあるし、そんなリスクもありながら一般の育苗培土に比べて値段がかなり高いです。購入培養土であるメリットが少ないです。もう少し品質が安定していて、値段が安ければメリットはあるのですが。購入先が悪いのか??
自分で作る人件費、品質を考慮すると、品質面の改良ができれば、人件費は一緒くらいなので、購入するメリットはかなり薄いという気がしてなりません。

これまでは自分で作るには、技術不足に、材料不足は否めなかったですが。今年からはそろそろ材料がそろってきたかなと。
野ざらし3年物の腐葉土が、上にあげた写真です。
堆肥や腐葉土はその費やした年月が使う時の安心感です。ワインと同じ、ビンテージ物ですね。
この3年物の腐葉土の材料のポテンシャルが、不足している育苗土作りの技術を補ってくれること期待します。
3年かけて作った腐葉土(今は、ほぼ土みたいにさらさら)、たまに米ぬか入れて切り返しして、肥料分も有るだろう。

頼む3年物の腐葉土!

地元で手に入る材料で育苗土を作るとなると、教科書どうりには行かなく試行錯誤が必要です。有機物の種類によっては分解速度、期待できる養分も違うし、地域の気温で分解の進み具合も違います。
最近は苗は委託してる農家の方が多いので、地元で培ってきた、そのノウハウも教えてもらうことが容易ではありません。
有機にこだわると苗作りの難しさが身にしみます。