育苗土

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今年の育苗に使う予定の土です。
育苗土は結構デリケートな物なんで、有機農家でも出来合いの物を購入するか、
無肥料培土を買って、自分で配合したりする方も多くいます。
でもうちは、「地域内での有機物の循環」というのが、一つの目標なのでなるべく購入する事は考えないで、身近に手に入る有機物資材を活用して自分で作ります。
さて、結構デリケートな育苗土なんですが、うちのレシピを発表します。
高温発酵後、一年以上野ざらしにして完熟させた腐葉土(近所の造園業者)
病気などでず、調子のよかった場所の土(自分の畑)
籾殻くん炭(近所の農家さんの籾殻を自分で焼いて作成)
自家製ボカシ(主原料は、近所のお米屋さんからいただく米ぬか)
を混ぜあわせて作っています。
材料は吟味してるのですが、やはり自家製なんで不安な面も大きいです。
育苗は「苗半作」と言われるくらいに重要な作業、失敗したくないです。
失敗するなら、本格的な育苗に入る前だとやり直しも利くので
うちでは、小松菜で発芽試験と生育試験を行います。
でもやっぱり最後は神頼み。
無事に育ちますように。
※上の材料で、生育試験の調子が悪そうな時は、天然鉱物系の資材を購入して混ぜることもあります。
混ぜる可能性のあるものは、パーライトとバーミュキュライトです。
培養土の材料は、出来るだけ多くの資材(海の物、山の物、土の物)を使うと、養分、ミネラルバランスがとれ植物の成長に良いとされています。