鮮度が命!農家から直接野菜を買う方法
紹介
大阪の無農薬野菜の栽培農家です。販売先は個人や飲食店に直接販売をしています。
市場への出荷では無くて、野菜の直販がメインの農家なので、どうすれば農家から直接野菜を買えるのかと質問を頂きます。
農家の目線から見た、農家から直接野菜を買う方法を考えてみます
農家から野菜を直接買うメリット
野菜の美味しさは「鮮度」、「品種」、「栽培」の3点が大切です。
その中の「鮮度」、農家から直接購入することで最短距離、時間で買うことができます。
春菊、ルッコラ等の香り系野菜、豆類、とうもろこし等は特に採りたてが美味しい野菜です。これらの野菜の味は是非とも味わって欲しいものです。
畑に野菜を直接いっていいの?
農家さんの畑に行って直接野菜を収穫させてもらうのが一番良いんだけどね。
体験農園でない一般的な農家にとって、仕事の手を止めて対応としないといけないので知り合いとかでないとハードルが高いです。
うちにも、そんな問い合わせが沢山有るんだけど、いちいち仕事の手を止めてると全然はかどらないので、全てお断りさせて頂いてる状態です。
ただ、絶対に無理かと言うと、数は少ないですが自前の直売所を持っている農家さんもいます。そんなところには直接野菜を買い行っても大丈夫です
大根一本下さい
畑にきました
直売所併設の農家さんは、野菜の売り子さんを用意してるので、直接買いに行っても大丈夫です。
何処で買えるの
一般的な買える場所
新鮮な野菜が購入できそうな定番どころ。
- インタネット通販
- 道の駅
- スーパーの産直野菜コーナー
- マルシェ
の4箇所が定番どころですね。
ウチの野菜の販売は、インターネットの通販とマルシェがメインです。
無農薬栽培の野菜ということもあって、虫食いが有ったり、化学肥料も使ってないので、野菜自体が小さめな事が多いです。
そんな訳で、慣行栽培、減農薬栽培と比べると見劣りするので、無農薬栽培野菜に限定して販売している場所で無いと野菜を出荷しにくいんです
インターネット通販
HPを開設してる農家さんなら、オンラインショップも併設されてることが多いです。有機栽培の野菜なども多く販売されてます。現代型の農家直販で野菜を買う王道かもしれません。
メリット
- 全国の有名農家の野菜が注文できる
- HPなどで野菜の栽培方法が公開されていて安心
- 家にいても野菜の注文ができる
デメリット
- 送料がかかる
- 野菜を直接見て購入できない
道の駅
郊外に有る道の駅は、野菜売り場が併設されてることが多いです。旅行に出かけた際など、地元の野菜を購入することができます。
メリット
- 野菜を直接見て購入できる
- 価格が安め
デメリット
- 家庭菜園レベルの個人からプロまで野菜のレベルに差がある
- 主に郊外に有るので買いに行くのが遠い
スーパーの産直コーナ
最近はスーパでも道の駅になどに対抗して地場野菜コーナを設けてるお店が多いです近隣の農家さんの野菜が集まっています。
メリット
- 近くで買える
- 野菜を直接見て買える
デメリット
- 野菜の鮮度がマチマチ。出荷する人によっては、昨日の野菜も
- あまり量がないので、野菜の種類を選べない
マルシェ
地元の農家や畜産業、漁師さん等が生産物を持ち寄って開かれる青空市。週末などに人の多く集まる場所で開かれている
出店してるのは無農薬野菜や有機野菜を生産してるの農家が多く、無農薬野菜を手に入れやすい。
メリット
- 野菜を直接見て買える
- 生産者と相談しながら買えるので安心
デメリット
- 開催されてる日が少ない
- 希望の農家に会えるかわからない
- 開催場所が遠い(わざわざ買いに行くなら、通販の送料の方が安い)
まとめ
何処で買うにも一長一短あります。インターネットだと便利だけど送料がかかります。マルシェ、道の駅は遠距離だったり、開催日が限られてるので、欲しい時に買えないです。スーパの産直コーナは好きな時に買えるけども、地場野菜となると品揃えが限られてます。
まとめてみるとこんな感じです
場所 | 価格 | 品揃え | 気軽さ | 鮮度 |
---|---|---|---|---|
インターネット通販 | ○ | ◎ | ○ | ○ |
道の駅 | ◎ | ○ | △ | ○ |
スーパーの産直 | ○ | △ | ◎ | △ |
マルシェ | ○ | ○ | △ | ◎ |
野菜を育ててる農家としては、いくつもの流通を経てから陳列される鮮度の落ちた野菜より。畑で採れたての、本当に美味しい時の野菜を食べて欲しいものです。
週末に遠出した時は、道の駅の直売で。近くでマルシェが有る時は、足を伸ばしたり。身体が新鮮な野菜を欲してる時は、通販で頼んだり。
是非、新鮮でおいしい野菜を食べてくだい。
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