畝間草生

ピーマンのエリアの様子です
うちは春夏野菜は、畝間に麦を蒔いて管理してます
農園始めた当初は、雑草を生やして雑草草生してたんですが、周りの目や管理の手間でだんだん麦に変えてきました。
雑草だと無精して生やしっぱなしにしてると思われるのと、直ぐに背丈が伸びるので管理がたいへん。麦だとある程度で背丈が止まってくれます。

今年はかなりいい感じの草生帯になりました。4月、5月が雨が少なかったおかげです。
ここまでバッチリ決まると、畑が美しく感じますね。草のない畑もキレイですが、草が揃ってる畑もキレイです。

農園では、春夏は畝間草生、秋冬は太陽熱マルチで畝間を含め草を生やさないと、使い分けをしてます。

トマトエリアももちろん畝間草生です。
畝間に植物が生えてることで、害虫も増えるけど天敵も増えるので、極端に害虫優勢に傾くことの無いようにバランスをとる役名をはたしてると思ってます。

IPM(総合的病害虫管理)という考え方をもとに、畑の作りを行ってます。

きゅうりエリアも畝間草生です。
太陽光の力でエネルギー変換できるのは植物だけ。
植物を畝間に育てて、太陽のエネルギーを畑に取り込むのも、この畝間草生の目的です
この畝間草生由来の窒素が畑に還って、だんだん豊かな土になって行くと思ってます。

手間暇、費用はかかりますが良い事も沢山ある畝間草生栽培です。