雨の前日は忙しい
昨晩と今日は雨でした
先日、中々準備が進まないと書きました。
木曜日は、前回の雨から3,4日後なんでそこまで土は乾いてないですが、これを逃すと次は5日後くらい後になるので、多少強引に起こします。その耕起作業に加えて雨降りの前日は、苗の植え付け種まきするのにも絶好の機会です。
レタス等、苗の植え付け、葉物の種まき、耕運など大忙しです。
うちの耕運の仕方は特徴的で、かなり浅い耕起が基本です。目標は2~3cm以内の深さ。表面だけきれいなれば良いような感覚です。
作業後に撮った写真(ちょっと暗いですが)
耕した後でも、表層耕起なので前作の残渣や生えてる草がかなり表面に見えてます。
畝で使ってる部分、通路に使ってる部分は固定です。この後、作物や季節によって通路部分を溝きりします。
畑全体として見たとき、表面は有機物を、土の中の深いとところは有機物の無いスカスカの状態を目指してます。
耕運の作業は土の向かう方向を決めていく、大切な作業です。
耕す作業は、重要なんで耕運深度の調整、耕起の荒さの調整などじっくりと時間をかけたいんですが、いつも天気に追われてます。
農園が理想としている土の状態は、森や草原の様な、表面に有機物の層、下の方は有機物の少ない層が形成された状態です。
水はけの比較的に良い畑は、この状態を目指して畑作りをしてます。
でも、関西の粘土質の土だと水はけの悪い畑もあるので、高畝にする必要があることがあります。高畝するときは深めに耕して、土をやわらかくして溝をつけていきます。関東の土だと、高畝にする必要が無いので、作業が楽でうらやましいと思うことが多々。畝たては結構、手間がかかります
木曜日に耕した畑は、比較的水はけがいいようなので、若干、平畝気味の畝にして、明渠を数本つけて、次作にのぞもうかと思ってます。水はけ悪すぎて、何も野菜ができないことも考えられるので、一気に完全に平畝にしてしまうのは危険です。作物を植えてからだと、変更できないので耕運作業は難しいです。
先日、突然にメールで不耕起ですか?という質問をいただきました。
答えは、畑の状態によりけりです。基本的に「これ」といったやり方に固執はしていません。
自然を手本としながら、畑の変化や、地域環境とあった方法を選択してます。毎日、試行錯誤しながら、土と会話してます。
Comments are closed.