何を育てようかな

少々おくれていますが
最近は種子カタログとにらめっこしています。
早いものだと2月から育苗をはじめますし、3月になると本格的に種を播いていきます。
とっ考えると今月中には種をそろえておきたいと思います。
今年は新たに「なにわ伝統野菜」に取り組みたいと思っています。
ちなみに「なにわ伝統野菜」と言ってもこんなにあります。
毛馬胡瓜 けまきゅうり
服部越瓜 はっとりしろうり
玉造黒門越瓜 たまつくりくろもんしろうり
勝間南瓜 こつまなんきん
水茄子 みずなす
鳥飼茄子 とりかいなす
田辺大根 たなべだいこん
守口大根 もりぐちだいこん
大阪四十日大根 おおさかしじゅうにちだいこん
天王寺蕪 てんのうじかぶ(かぶら)
金時人参 きんときにんじん
石川早生 いしかわわせ
吹田慈姑 すいたくわい
独活 うど
石川早生や金時人参なんて有名ですよね!
ちなみに石川早生は里芋の品種名です。
伝統野菜は、
美味しいけれど栽培がめちゃくちゃ難しかったり、
手間がものすごいかかったりと
作られなくなったのにはそれなりの理由もあったりします。
今、スーパー等で並べられてる野菜は、
ナスなら千両二号、
トマトなら桃太郎、
こんなに単純じゃないけれどもだいたい似たり寄ったりの定番の品種があります。
定番となった品種にはそれなりの理由はあるんですが、
何か、つまらないというか
せっかく昔から大阪で育てられてきた品種があるのに。。。
昔からの伝統を繋いでいくのも農家の仕事の一つかなと思っています。
後、食べる人がいなければ、栽培する人も減ってくるのも当然
積極的に「なにわ伝統野菜」を食べて、昔からの大阪の食文化を守っていきたいものです。
「なにわ伝統野菜」も入る予定の今年の野菜セット、よろしく御願します。