来年に向けて

土作りの為に育てているセスバニアがかなり大きくなってきたので、刈り倒しはじめました。
刈り始めの写真を撮り忘れたので途中の写真です。
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セスバニアの背丈は大きい所だと多分2m以上、短いところで1m位伸びました。
背丈が高くそのまま刈り倒すと、耕耘するときにロータリーの爪に絡んでしまうので、草刈り機で5分割する気持ちで何度も切り倒してます。
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細かく切り倒したあとの写真です。
なかなかの有機物の量です。地上部だけじゃや無く、地下の根っこの有機物の量もそこそこあるはずです。
これをすき込んで一冬置くと来年には、団粒構造の発達したふかふかの土になっていろこと期待しています。
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これはクロタラリア、セスバニア程背丈は高くならなかったものの茎は太くこれも有機物の量では期待できそうです。
セスバニア、クロタラリアはともに緑肥と呼ばれている、マメ科の植物です。
マメ科なの空気中の窒素を固定してくれます。
二つの違いは、育てる環境です。
水はけの悪いところではセスバニア
良いところはクロタラリアを蒔きます。
うちは、水はけが悪いのでメインにセスバニア、そしていろんな植物の有機物を供給したいなという思いで、クロタラリアを少しだけ混ぜてみました。
どちらもなかなか頑張って育ってくれました。クロタラリアも育ったので、そこまで水はけが悪くなかったのかなと一安心しています。
生育が良かったところは2m位悪いところは1m位まで成長しました。そして背丈が高いほうが、茎の太さ、葉っぱの量と多く健康に育っていました。
生育の良いところは、かなり密植で、悪いところは粗植だった用に思います。
種を蒔くときに時間が無かったので緑肥ということもありかなり適当に蒔きました。
その蒔むらがそのまま生育差になってでた気がします。
写真で見ると手前の方が緑が濃いです。手前から撒いていったので最後の方はだんだん蒔く量が少なくなってしまいました(笑)
なぜ、密植の方が背丈が高くなったんでしょうか。
太陽を求めて上に伸びたのか?
根が近くにあり、根粒菌が活動しやすい状態だったのか?
多分、植物ごとに、畑の地力ごとに健康に生育できる栽植密度があるような気がします。
緑肥の栽培一つにしろ、観察しているといろんな発見ができますね。
来年はこの畑をメインの畑として使用します。緑肥も栽培したことだし、かなり野菜を育てやすい畑になてくれたのではないかと期待しています。来年の夏野菜にご期待ください!