緑肥を活かす

昨年に引き続き、緑肥のタネを蒔きまくってます。
粘土質の土壌で、有機物や腐食が少なくなると、直ぐにガチガチになります
堆肥を入れたりすれば良いのですが、運んで撒いてと大変

そこで利用するのが、緑肥。普通に草を生やしても良いのですが、雑草だとその管理が大変になります
緑肥を生やして、鋤き込んで畑に有機物を補給します。

上の写真は、空豆の畝間に、麦を蒔いてます。
今はこのくらいだけど4月くらいになれば、膝丈以上になってる予定。
春の強風対策も兼ねてます。後は、麦にてんとう虫がよってきて、アブラムシ対策も

購入した緑肥のタネを撒いてると、見学に来た方や、近所の方から、
「そんなもったいないことして」と言われたり、、、

換金作物以外を畑で育てるというのは、はたから見ればおかしなことかもしれません。
この緑肥を活かした栽培方法は、農薬や機械などを使うのでなく、植物の性質を活かして畑環境を作っていく技術です。
農園では、畝間に麦を蒔くいて、強風対策、アブラムシ対策、有機物の補給、土壌の有機態リン酸を無機化、水はけ改善など効果が期待してます。

緑肥を活かした栽培は、無農薬や、有機栽培と非常に親和性の高い方法だと思います。
農園ではこれからも積極的に取り入れたい技術です

玉ねぎの畝間に麦が埋まってます。

冬野菜の畝間にもすべて麦を蒔いてるんですが、収穫の度に踏んでるので生育が非常に悪いです。
頻繁に歩く畝間に、麦はナシかも、、、