里芋2017 夏

里芋様子です。
だんだん大きくなってきました。

去年試験的に栽培した品種が、かなり美味しかったので、これまで自家採取してきたものを止めて
新たな品種にすべて更新しました
日本一おいしいと言われる産地より種芋を取り寄せてます。
はじめは、かなり高く付きますが、里芋はウイルス病などの恐れが少ないので、他のイモ類に比べて気軽に自家採種ができます。

里芋の栽培のコツがようやくわかってきたような気がします。
美味しい里芋を作るには、葉を大きく作る事が大切なように感じます。
大きい葉で生産される栄養が、美味しい里芋の素となると思います

大きい葉を作るには、水と肥料が適切に有ることが肝心

特に肥料が多すぎるとヨトウ虫が葉を食べ尽しにきます。
無農薬でもヨトウに食べられない、大きな葉になるように育てれれば、美味しい里芋になります。

水はじゃぶじゃぶだとあまり良くありません。葉が枯れない程度に、適度に水やりをするのがコツ
水田より畑地で水やりをきちんとして育てたほうが、里芋は美味しいです。

なぜか、同じ栽培方法でも有機野菜の方が美味しいという野菜が幾つかあるのですが、里芋はその中の一つだと思います。
里芋は、毎年感想を多く頂く野菜の一つです。なので毎年栽培に改良を加えて、さらに美味しい里芋になるように研究してます。

今年は、今まで経験した中での理想の生育です。
夏場の適切な水やりさえ、怠らなければ、美味しい里芋の収穫が期待できそうです。