美味しくなる季節

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冬野菜は、凍らないように細胞内のデンプンを糖に変えて、凍りにくくして、自分の体を守るようにします。 そんな訳で、秋野菜と違った味わいになります。

秋と冬とでは味が変化するんですが、その変化率の一番大きいのが、上写真のターサイ。

霜にあたる前後で、劇的に味が変化します。 ターサイーは、多少は暑さにも強いので、栽培しようとすれば、夏場を除けば栽培できたりします。 ただ、寒くないときに育てたターサイは、青菜特有の癖が強く好き嫌いが分かれる野菜です。 以前、11月頃にターサイをお届けした事があったんですが、評判はあまり良くないものでした。

でも、霜にあたった後のターサイは別物で、あの特有の癖が旨さにかわります。 冬に美味しい野菜といえば、白菜やキャベツなんですが、それらにも劣らない独特の美味しさがあって、特に豚肉と炒め物にすると最高だったりします。

最近は、霜にあたる前のターサイは評判があまり良くないので、お届けしてなくて、1月,2月の一番寒い時期の野菜として、野菜セットのレギュラーとなってます。

ターサイの寒さにによる、味の変化には毎年驚かされます。 真冬の一押し野菜です。

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